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自作キーボード 7sPro 作ってみた感想

2023年1月に 7sPro という自作キーボードを作りました。
自作キーボードは今回2回目の作成で、前回は「Fortitude60」を組みました。

直近7年ぐらいはHHKBなのでFortitude60のレイアウトにどうしても慣れなくて諦めました。

Fortitude60はカラムスタッガードで列は揃っているが、行はずれているレイアウトです。HHKBはロウスタッガードという列は揃っていないが、行は揃っている一般的なレイアウトです。

7sProは慣れ親しんだHHKBと同じレイアウトなので、違和感なく移行できるのではと思い購入しました。

目次

感想

7sPro

ビルドが簡単すぎて感動しました。Fortitude60ではダイオード、スイッチをハンダ付けする必要があるため、ハンダ付けに結構な時間がかかって疲弊した記憶があります。

7sProはダイオードとスイッチを取り替え可能にするソケットが実装された状態で販売されています。ダイオード、ソケットをハンダ付けする場合はそれぞれ足が2本あるので63 * (2 + 2) = 252箇所をハンダ付けする必要があります。それをしなくて良いので本当に感動しました…設計者の方ありがとうございます!

配列もHHKB準拠で非常に使いやすく満足しています。

スイッチ

Kailh Midnight Silent V2 Switch / Linear の感想です。
あらかじめ遊舎工房のKEY SWITCH SELECTION – Regularで触って決めたので違和感はなかったです。

HHKBは押下圧が約45g、Midnight Silentは40gで少し軽いです。7sProを触ってからHHKBを触ると結構重く感じます。軽すぎもしないので指を置いてるだけで入力してしまうこともなく、ちょうど良いと感じました。

打鍵感はさすがにHHKBの方が良いです。HHKBはよく「スコスコ」と表現されるので、オノマトペで表現するとこのスイッチは「コトコト」ですかね?

工場でルブされている静音仕様のスイッチなので音も静かで、かつ一つあたり70円程度の安めのスイッチなのでコスパ良いと思います。おすすめ!

ビルドメモ

公式のビルドガイドとYouTubeのビルド動画を参考にしましたが、以下のYouTubeの動画の方がわかりやすいです。

ファームウェアの書き込み

ファームウェアの書き込みは QMK Configurator + QMK Toolbox で行いました。
ビルドガイドではRemapが紹介されていましたが以下のようにエラーが発生して、うまく書き込めなかったためです。

Reading the firmware binary done.
Initialize a bootloader.
Fetching the Software Identifier.
Caterina bootloader is not detected.
Writing the firmware finished successfully.
Error: Reading bytes was timeout.

参考情報

購入先

合計金額

26,764円

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